2006-09-02

物理は結構面白い!

中学生の頃から、理科が大好きでした。でも、高校で物理を学んだとき、教科書には天下り的に公式が書いてあって 、何のために必要なのかとか背景に何があるのかとか一切触れてないんですね。ブルーバックスとかは面白かったんですが、高校で学ぶ物理にはあまり興味が無かったんです。

そんな僕が物理に興味を持ったのは、実は大学に入ってからなのです。一応、理学部に相当する学部に入学したんですけど、専攻は決まっていなくて、3年次から専攻に分かれることになっていました。その頃にはすでに、物理を専攻する決心が付いていました。

きっかけとなったのは、尊敬できる先生に出会ったことと大学で学ぶ物理の面白さに目覚めたことでした。特に、量子力学との出会いが大きかったと思います。

アインシュタインは、最後まで神はサイコロを振らないといって反対したようですが、すべての現象、物質の存在自体までもが確率で決まっていて、常識的にあり得ない現象が起こる可能性も決して0にならないというその世界観や哲学に興味を持ちました。

最近は、学生の物理離れが進んでいて、僕が高校生の頃に感じた『つまらない物理』を物理だと思っている人が多くなっています。このブログでは、あなたの思っている物理は本当の物理じゃないんだということを多くの人に伝えたいと思っています。